CC3D Betaflightの設定(その1)
その1では、CC3DをBetaflightでフラッシングして立ち上げるまでの手順について記述します。
その2では、その後の設定について記述します。
1. 序 Betaflight でCC3Dをフラッシングするには、主に2通りの方法があるみたいです。
① OpenPilotを使わない場合 → Single binary image mode
② OpenPilot と Betaflight の両方を使いたい場合 → OpenPilot Bootloader compatible image mode
①の方法は、URATアダプターが必要みたいなので、不要な②の方法を試してみることにしました。
②の方法は、LibrePilot GCSを使ってOpenPilot Bootloader 互換イメージをCC3D上に取り込み、
次にBetaflightに認識させる方法です。
なので、事前にPCへ
・LibrePilot GCS(単独アプリ)
と、
・Betaflight configurater(Chromeアプリ)
を用意しておく必要があります。
これについては、このブログの中に、LibrePilot と Betaflight の設定のカテゴリーがあるので、
そちらを見てください。
次に、OpenPilot Bootloader 互換のイメージを下記の Betaflightのサイトから取得(ダウンロード)してきます。
https://github.com/betaflight/betaflight/releases
MS-WindowsXXならば、PCのダウンロードフォルダーに入っていると思います。
これで事前の準備は整いました。
2. Betaflight のフラッシング ① まずは、LibrePilot GCSを立ち上げ、Firmware モードを開きます。
この時、USBコネクターは抜いときます。
② 上の方のRescueボタンをクリックし、画面の指示に従ってUSBポートをつなぎます。
USBポートをつなぐと、デバイス情報画面が現れます。
③ Device0タグのOpenボタンをクリックして、先ほどのダウンロードしたイメージを開きます。
すると、画面中ほどに、
”正しファイルでは無いので、自分が何をしているか判るまでアップデートしてはいけません” と警告文が表示されます。
その右上に、
□ I know what I'm doing! (何をしてるか判ってます!)
のチェックボックスがあるので、チェックをいれます。
すると、すぐ下のFlashボタンが有効になります。
④ フラッシング
有効になったフラッシュボタンをクリックするとフラッシングが始まります。
フラッシングが終わります。
⑤ USBポートを外す。
フラッシングが終わったら、LibrePilot GCS の仕事は終わりますので、USBポートを外します。
⑥ Betaflight コンフィグレーションを起動させます。
⑦ ブートローダーの起動
外部バッテリー(リポ3S)からESC等を経由させて、CC3Dの電源を入れ、ブートローダーを起動させます。
そして、USBポートを繋いで、上のConnectボタンをクリックすると、
無事、Betaflight コンフィグレーションとCC3DボードがコネクトしてBetaflight設定画面が立ちあがってきました。
たちあがってくれば、外部バッテリー電源は外します。
(注意1) CC3DFCを機体の進行方向より左に90°回して設置しているので、機体画像の動きはずれています。
その後、ConfigurationメニューでYAW=-90と設定すると、機体の動きと画像の動きが連動するようになりました。
VIDEO 以上で、その1は終わります。
(注意2) (注意) 1.画面上でDisconnectボタンをクリックして再度Connectボタンをクリックすれば、コンフィギュレーターと再接続できます。
が、一旦USBポートも外してしまうと、再度⑦の外部電源を入れて、USBポートをつなげてConnectボタンをクリック
しないとコンフィギュレーターとは接続できません。
2.改めてコンフィギュレーターとコネクトして設定を行う場合もこの⑦の作業から始めないといけません。
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